変態が集うパーティーに行った話③

前回の記事「変態が集うパーティーに行った話②」では僕が輪◯に参戦するところまで書きました。まだ終わりません。変態の夜は長いです。

輪◯が終わり一息ついたところ、隣の部屋に目をやると、30代平均顔女性とおじさんが立ちバックの体勢になっています。2人とも服は着ています。おじさんは何やら女性のお腹に手をあてています。おじさんがお腹を押すのに合わせて、女性がビクン、ビクンと激しく動いています。

噂で聞いたことがある「腹イキ」なるものが実践されていました。

腹イキなんてガセだろう、外からどうやってイカせるんだ、と思っていましたが、実際に目にすると信じざるを得ません。腹イカせおじさんはどうやってこの高等技術を身につけたのでしょうか。きっと夜な夜な努力したことでしょう。尊敬に値します。

このパーティーで1つ勉強になったのが、エロを極めようとしている人たちの姿勢です。今まで僕はエロを考える時「ハーレムしたい」とか「ローションぬるぬるレスリングしたい」とか、自分の欲望を満たすことばかりを考えていました。しかし彼らは違います。いかにして相手を気持ちよくするかを真摯に追求しています。僕とは1つ次元が違いました。何かのスポーツを極めた人が若手の育成に励むように、自分の気持ちよさを追求した後は他の人が気持ちよくなれるよう技を磨いていく。エロという分野にも立派な求道者がいる。相手を尊重し、共に楽しむことで生まれる美しい瞬間。これこそが本当のエロスなのかもしれません（？）

腹イキを見学した後、アラフォーカップルが新たに会場入りしました。他の参加者もそうですが、見た目は普通なのが当初の想像とのギャップでした。見た目は普通ですが、やはり中身は変態。女性は服の下に亀甲縛りをしていました。チラッと見せてきました笑突然の出来事でしたが、その時は僕も他の男性たちも自然と「おおーっ！」と静かな歓声を上げました。