フィリピンでの残念な恋の話

このブログでは水島イルカが体験した恋バナやえっちぃ話を投稿していきます。
記念すべき最初の記事はフィリピンでのおはなし…

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当時、僕は童貞でした。

大学2年の春休み、英語を勉強するために1ヶ月フィリピンに語学留学しました。
なんとなく英語はしゃべれた方がいい気がしたこと、海外に行ってみたかったこと、フィリピンなら安かったことが理由です。

南国の日差し、にぎやかな屋台、クラクションが鳴りまくる道路、どれを取っても新鮮でした。寮での生活や授業にも慣れてきた頃、ある出来事がありました。

寮の近くにストリートのバスケコートがあり、よく現地の少年たちがバスケをしていました。バスケ好きな僕は思い切って声をかけ、一緒にバスケをすることになりました。1試合終え少し休憩していた時のことです。ある女性から声をかけられたのです！！まだ英語力は微妙でしたが、その時は頭をフル回転させ会話できました。

ざっとこんな流れでFacebookを交換しました。海外でこういうのは警戒すべきと頭では分かっていましたが、まんざらでもないので交換してしまいました笑

寮に戻った直後、その女性から連絡が来ました。

今思えばフッ軽すぎな気もしますが、海外旅行のテンションだったのです。

寮の前で合流し、一緒に歩き出しました。少し歩くとマックがあったので、そこに入っておしゃべりをしました。意外と会話が弾む弾む。僕は「You look so pretty.」（=とてもかわいいね）などと言って口説きモードに入りました。

帰り道もいい感じです。別に好きになったわけではありません。下心です。フィリピンで英語を学ぶついでに童貞を卒業できたらなんと素晴らしいことか。

思い切って手をつなごうとしたら彼女もつなぎ返してくれました。

寮の前に到着しても別れるのが惜しく、その場でまだおしゃべりを続けます。まるで付き合う前の両想いの2人のよう…

最後にハグをしてまた来週会おう、と告げました。帰宅後は来週の作戦をひたすら考えました。どこで待ち合わせすればいいのか、フィリピンにそういうホテルはあるのか、などなど。

翌日、テンションが高いままの僕はマンツーマンの英語の授業でこのことを話しました。20代の男の先生です。先生は「その人のFacebook見せてよ」と言いました。なんとなく恥ずかしい気もしましたが、とりあえず見せました。

先生がスクロールしていくと、彼女がサンバのようなきらびやかな衣装を着た写真がありました。その投稿に彼女のフォロワーからのコメントがタガログ語で書かれていました。僕は読めません。

先生が言います。

「まるで本物の女性のように美しいね」って書いてあるよ。

僕「・・・！？！？あsどkfじゃsdkf」

恋心を打ち砕かれました。いや、下心か。

今となっては笑い話ですが、当時はそれなりにショックでした。実は別れ際にハグだけでなくチューもしちゃっていたので。。その後はあまり連絡は取らず、自然消滅のような形になりました。

英語よりもはるかに濃い学びとなりました。

フィリピンで童貞卒業した話に続く。